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    2/12/2007

    金正男さん

    又少しお太りになったような。
     
    お世継ぎにしては自由な感じが
    羨ましいですよね。
    1/27/2007

    何もかもにやる気が出ない

    広州から戻って、廃人のようになっている。
     
    どうしてか、よくわからないけれど
    報酬がもらえなくても、どんな通訳でも
    必ず達成感を得る事が出来ていた
    大切な大切な「仕事にとりくむ意志」が
    きれいさっぱり消えてなくなっている。
     
    あれほど夢中になっていたジムでの
    引き締めクラスもエアロビも、レッスンの
    最中にちらちらと気持ちが他へ飛んでいく。
     
    以前高校で同級生だった友人が
    「大変だ、僕は仕事を変わって恐ろしいものを
    なくしてしまった。モラールをなくしてしまった。」
    とメールをよこした事がある。
    「モラールって何?」と聞いたら「士気だよ。」と言う。
    大辞林には
    「集団の共通目標の実現のために積極的に努力しようとする態度。
    士気。勤労意欲。作業意欲。」とある。
    「僕は今までモラールだけを武器に生きてきたようなものだ。
    まさか自分の一番大切なものをなくすとは思わなかった。
    取り返しがつかない。もう生きていけない。信じられない。」と
    彼は本格的に嘆いていた。
     
    私のモラールも、人生最大の危機にさらされている。
    このままモラールをなくしてしまったらどうしよう。
    そんな事になったら、私はこの部屋の片隅で、
    干からびるのをたた待つしかなくなってしまう。
     
     
    1/7/2007

    感謝の気持ち

    香港時代、最初に勤めた会社は日本有数の大企業。
    けれど大きいと言うだけで、私にとっては過去最悪記憶。
    思い出すだけでげんなりする。
     
    なぜだったのだろうと思い返しても、社風としかいいようがない。
    ここ数日、昔の上司にあたる人とメールの交換をして、
    痛いほどその雰囲気が如何に凄かったかを思い出し、
    新年早々不愉快になった。
     
    今何やってるの?中国で仕事しない?と毎回声をかけてくれるのは
    嬉しいけれど、本当のところはく安い給料で使える会社の消耗品を
    探しているだけの事で、誠意も熱意もない。だから、こちらから金額を
    提示するとそんなに出せるわけないじゃないか、こちらの事情も
    よく知っているくせに、と言う。でもなんで?私がなんでそちらの
    事情にあわせなければならないの、と不思議に思う。
    何がやりたいの?ときくから人に感謝される仕事がしたいのよ、
    誰かに誉めてもらえるというのはとても幸せな事よ、と言うと
    なんだちやほやされたいだけかと言う。
    誰だって誉めてもらえれば気分がいいけど、そんなことで
    調子に乗っていると自分を見失うよ、とのありがたい忠告。
     
    「感謝」の言葉と「ちやほや」する事をごっちゃにしてしまうのは
    典型的な日本発想とでも思っておけばいいのか。
     
    あの会社は、恐らく会社全体がそのようにして「感謝」と「ちやほや」を
    ごっちゃにして運営されているのだろう。つまり、「ちやほやする必要はない」
    という考えの下に、彼らは同僚同士がお互いの間で感謝したり、
    協力会社や取引先に感謝したりする事をせずに暮らしているに違いない。
     
    私は、仕事に関して誉められて、調子に乗るだろうか?
     
    自分自身に自信をもってはっきりと断言できるけど、
    調子には乗らない。常に、謙虚に仕事に向き合っていける。
     
    だって、私にはそれしかないんだもの。
    10/16/2006

    医療過誤だろっ!

    ったまきた、大○手のY病院、どうなっとんじゃい!
     
    8日の日曜はとてもいいお天気だったので、海っぱたのアミューズメントパークへ行った。
    友人Hに頼んで車を出してもらい、他人のふんどしで相撲をとるべく、中国人留学生の
    Kちゃんを帯同した。他に、Iちゃん(何か違和感あるな、このイニシャルトーク)も一緒だった。
     
    午前中は汗ばむほどのいいお天気。午後から、海沿いという事もあり急激に気温が下がった。
    しかし、私達はアトラクションに一生懸命で実は午後からKちゃんが発熱していた事に全く気づかなかった。
     
    海外で暮らしているとたまに、自分自身がその街で生まれ育っていないために、季節ごとの気温の変化を
    掌握しきれない事がある。彼女も当日、長袖ではあるけれど薄いTシャツ1枚で来て、午後から冷えた。
    「薄着過ぎたねー。」と思わず声をかけると、「だって朝暑かったもん。」との事。
    そうよねー。私も香港でさまざまな突拍子もない格好でオフィスに行くたび香港人の同僚に、
    「あんた頭大丈夫?」と言われたもんである。毎回心の中で
    「だから日本の天気しかわかんないだってば!」と叫んだもんだ。4年も住んでたのに。
     
    帰途に着いた頃、彼女はHの車の後部座席で高熱を発し、座っているのがやっとになっていた。
    たいていの場合は薬を飲んで眠れば治るというから、ちょっと安心して、その日はとりあえず
    アパートの部屋まで送り届けた。翌日翌々日と、彼女の容態を確認しなかった。
    火曜日にメールをしたら、医者に行っているが熱が下がらないという。
     
    土曜、早川エアロでヘイヘイおばさんになってこけそうになった後、スカッシュコートでラケットを
    振り回していたら、電話が鳴ってKちゃんからだった。まだ熱が下がらない。解熱剤を飲むと下がり、
    6時間を経過するときっちりまた熱が上がる。また解熱剤を飲んで、、の繰り返しで、医者は
    「こんなの風邪だから仕方ない。」というような事を言っているらしい。スカッシュは、実はオジサマ二人が
    教えてくださっているのだけれど、そのオジサマにこの状況を伝えたら「え、それ肺炎じゃないの?」との事。
    肺炎!って、小学校とかで同級生が入院しちゃうあれ?それ重病じゃないのだろうか?
    「それどうしたらわかるんですか?」と聞いたら「そんなもんレントゲンで一発よ。」との事。
     
    母とも相談して、今日、Kちゃんを連れて実家そばの、父がかかりつけている医者へ連れて行った。
    先生、「あーそう、熱下がらないの?一週間ね。」と15文字くらいしゃべったら、速攻で
    「レントゲンと採血」宣言。レントゲンと採血が終わって診察室に呼ばれたら、「はい、肺炎。こことここ。」
     
    Kちゃんは明日から毎日実家そばの医者に点滴通院する事になった。5日くらいの連続点滴で治るそうだ。
     
    Y病院は、古い設備の大きな病院だ。
    2年前、クロスバイクで駐車車両に突っ込んで3回転しながら左肩で地面を滑って血を出した私は、
    しばらくは自分の顔に出来たアオタンの処理に必死で、左肩や左手や腰の事にまで気がまわらなかった。
    アオタンが出来てから2週間ほどして、左手の指先がしびれるようになった。「ムチウチ」に関して全く知識が
    なかった私は、その時居合わせた知人に「ぶつかって2週間で左手がしびれる??絶対ムチウチよ!!」と
    言われ、何を思ったかY病院に走った。若い整形外科の医者は、テキトーに手と肩を触って
    「薬出しておきます。」と言った。私は「これって、ムチウチです?」と聞いたら「違いますね。」と言い放った。
    しかしながら翌日からはしびれに加えて腰に痛みが走り、そのうち痛みで首が90度より後ろに倒せなくなって、
    私の整形外科整体接骨院漂流生活が始まったのだ。
     
    もうさー、ちゃんと診断してよ!
    医者だからとか通訳だからとか、弁護士だからとかインストラクターだからとか、そう言う問題じゃなくて、
    自分の仕事にはプライド持って向き合ってください。
     
    9/4/2006

    暇で仕方がない

    昔から、よく世界中に誰一人味方になってくれるヒトが
    いなくなっちゃったような不安にかられたもんだ。
    最近はマシになったと自分でも思う。
    一番ひどかったのは香港時代だろうか。。。
    いや、昔からじゃないな。就職して数年目までは
    そんな感覚に陥った事は一度もなかった。
    世界は自分の意のままに動いていた。
    今から思うと、最強だ。当時の傲慢な自分がコワイ。
     
    一昔前の病んでいた頃は、世界中に見捨てられた気分の日は
    それでも誰かはまだ私の事を好きでいてくれるのではないかと
    一生懸命に頼れそうな人を心の中で探したものだ。
    最近はオトナになって、誰かに助けてもらえる問題ではない事が
    わかったので、世界中が急に冷たくなった気がしたときには
     
    「暇すぎるんだよな。」
     
    と呟いてみる事にした。
     
    暇すぎて、自分の事ばかり考えている。
    仕事に忙殺されている多数の日本人男性からすれば
    羨ましい限りだといわれてしまう。
     
    暇すぎるんだ。早く寝よう。
     
     
    8/18/2006

    夏休みの地下鉄

    昼の時間帯の、乗客層が少し違う。
    あきらかにビジネスマンのおにーさんが
    山に行くようなリュックサックで乗ってたり。
     
     
    で、子供。
    法廷に上がる前に予習に余念のない私には
    傍若無人な叫び声や笑い声が理解できない。
    こめかみを引きつらせながら視線をあげたとき、
    そこに読売の帽子を被った悪魔を見た。
     
    抑えがたい殺意に襲われる。無理な筋トレで
    散々筋肉をつけてからこぶしでなぐりつけたろか。
     
    そんな自分が拘留される姿を想像した。
    調べ官が読売ファンだったらおしまいだ。
    どんなすごい調書をとられるだろう。
    だからと言って、
    「いや、でも阿部はいいピッチャーですね。」などとは
    口が裂けてもいえない。逆にお巡りさんに説教しそうだ。
    いやそんな事したら、、、。一生拘留されるかも。。
     
    やっぱりむやみやたらと人を叩いたらダメだ。
    7/16/2006

    だんなの自慢をする妻

    私には、「いきつけ」と言うよりは「入りびたり」の
    韓国料理の店がある。今は移転して大きな
    店になってしまったけれど、以前は全部で15人も
    入れば一杯になってしまうカウンター主体の
    つくりだったので、店主夫妻はもとより、ほとんどの
    常連客と知り合いになってしまうという素敵な店だった。
     
    カウンターではさまざまなヒトと隣り合わせたものだ。
     
    一人で飲みに来ていて、飲むとなかなか饒舌になる
    奥様は、私が独身だと知ると、「専業主婦なんて本当に
    何も出来ないのよ。素敵ね、お仕事が出来て。」と形だけ
    私を持ち上げておいて、数秒とたたないうちに、
    「主人はT自動車の広告関係ですの。」とその分高いところから
    見事に私を突き落とした。
     
    「へー、そうなんですか。」と私は言葉を選んで慎重に答えた。
    相手の顔は見なかった。心の中では
    「広告関係ですのってかっこいいつもりですか?現場で車が
    製造されなかったら、どんなに広告打ったところで売るものが
    ないってことわかってんのかね。」と強烈に思っていたから、
    その想いが表情に出ることが怖かったんだ。
     
    だんなの職業を自慢する妻にたまにであう。
    だんながいないのでその気持ちが体験できないので非常に
    くやしいけれど、もしも私がサッカーの宮本みたいないいオトコと
    結婚していたら、気が違ったようにいかに自分の夫がいいオトコか
    ところかまわず語り続ける事だろう。どんなに嫌われても、ええ。
     
    そういうことなんだろうけれども、負け犬としてはついつい、
    「自分自身が自慢できるものをもっていないから、だんなで
    勝負しようとしてるんじゃないの?」と意地悪な事を言いたくなる。
     
    でも、負け犬はよく考えた。
    「自慢できる夫」に「一生キミの面倒を見るよ」と言わせたのは
    やはりその妻なんである。
    会話のテンポのよさから、その日限りの飲み会に呼ばれる
    人気の高さはあっても、「責任持ってキミと暮らしたい」とは
    誰からも言ってもらえない、見事な負けっぷり。
     
    私が自慢できるのは、自分の負けっぷりの凄さくらいか。
    いやーね、そんな自慢。
     
     
    7/12/2006

    ここしばらく

    大きな鏡のある場所を通りかかると
    自分の醜さに思わずはっとする。
    うつむいて足早に通り過ぎて、
    自分ってこれほどまでに醜悪だったかと
    絶望的な思いにかられる。
     
    地下鉄などで遠めに映る窓の中の
    自分も、吐き気がするほど醜い。
     
    もう人生も折り返し地点なのだ、と思う。
    これからどんどん醜悪になるばかり。
    ますます生きる意味を探す事が困難になる。
    6/15/2006

    だめだ。。

    疲れ果てた。力尽きた。
    足と頭がいたい。
    当たり前だけど、思うように仕事が受注できない。
     
    あー、寝ちまおう寝ちまおう寝ちまおう。
    5/17/2006

    握手

    「総連と民団、和解」
     
    日本人には、同じ民族でありながら二つに
    分断された哀しみは絶対にわからない。
     
    総連と民団が、本国同士がどうであっても
    日本では握手抱擁をする。喜ばしい以外の
    何もないのが当たり前の感想であるはずなのに
    日本のメディアは
     
    「しかしこれだと拉致問題には向かい風ですねぇ。。」
     
    と愚かしい事この上ないコメントをする。
     
     
    朝鮮半島に住んでいるのは同じ民族
     
    日本なんかに、民族分断に関する問題に口を出す
    資格なんかこれっぽっちもないのに、なぜそれに
    気付かないのだろう?拉致なんて、個人レベルの
    問題でしかない。民族の分断と統一は、文字通り
    種の存続にまで関わる問題なのに。
     
    日本よ、、自分さえよければそれでいいかい?
    まるでメジャーリーグの試合で、松井の打席だけを
    放送するようなばかばかしさを感じているのは
    私だけなのだろうか?
    5/9/2006

    「ありがとう」

    「ありがとう」を繰り返し繰り返し言うと、だんだん運が
    向いてくると言う。自然な形でポジティブシンキングが
    できるようになると言う。
     
    今日は雨だしとても不愉快だ。
     
    「不愉快だ」と繰り返し繰り返し言うとどうなるのだろう。
     
    だいたいそんなネガティブな事を考えつく時点で、
    充病んでいるのだろうと思うね。
     
    寝ちまおう。
    5/3/2006

    子供がいなくてよかった、ですむのか

    9年前に離婚して31歳の女性が、小学生二人を育てている。
    朝から深夜二時まで働いて、睡眠時間が4時間。
    それで、月収は17万。
     
    「息子には大学進学を諦めてもらわないといけないけど
    そんなこと言えない。。。」
     
    39歳と40歳の夫婦、共働きで両方あわせて年収400万。
    中学生と高校生が一人ずつで、教育費が捻出できず、
    「就学援助」を申請。年間7万円。私立高校へは行けないから
    高校受験の時には、ランクを落としたり学科を変更したりして
    保険をかける。国公立の大学しか行けないけれど、難しい。
     
    と言う特集をテレビでやっている。
     
     
    なんだなんだなんだなんだ。
     
    1日10時間働いたとして、時給1000円もらえれば1日1万円。
    25日働けば25万円にはなりそうなもんだ。深夜二時まで働いて
    17万って、なんだ!!!それって問題でしょう?
     
    「お金が全てじゃない」と言うような事を言いたいなら、本当に何でも
    買えるだけの収入を得て、何でも買える様になり、それでも本当に
    手に入らないものがあれば言ってもいいが、そうでなければ負け惜しみ。」
    と言うようなことを西川史子が言っていた。
     
    お金で解決できる問題は、とてつもなくたくさんある。哲学的な問題とか
    心理学的な問題とかは、基本インフラが整っていて初めて考慮できる
    問題だ。そこまでたどり着けなかったら、人間は恐らくそんな問題に
    意識を向けられない。
     
    だから!
     
    私にもし子供がいたら、私も間違いなく制服が買ってやれず、
    給食代が遅れがちになり、部費が高くて部活動をさせられない
    親になっていた事だろう。でもそれは、「子供がいなくてよかった」などと
    わたしがひとりで胸をなでおろしていればいいという問題じゃないはずだ。
     
    日本っていつからこんな風になってるんだ???
    4/26/2006

    死にたくない

    最近、こんな所で死にたくない、と思う。
     
    半導体生産の現場で、あまりのしんどさに
    気を失って崩れ落ちそうになりながら
    「こんな所で死にたくない。変な角度で倒れて
    非常停止ボタンなんか押したらとても弁償できない。
    というよりも、私はこんな場所で死ぬ予定で人生を
    考えていない。」と必死で自分に言い聞かせて、
    半分気を失いながら立っている。
     
    ごめんだ。
    クリーンルームもクリーンスーツももう二度とごめんだ。
    つくづく恐ろしいものがこの世に存在する事を知った。
    この年になって。
    4/23/2006

    空白の1日其の二

    現場集合時間の45分くらい前に現場付近へ着く。
    コーヒーを飲みながら、資料を見直し、想像できる
    限りの場面と会話をシュミレーションする。
    周囲全員と初対面の中で、自分がコミュニケーションの
    核となって円滑にまわしていかなければならないわけで
    通訳と言うのは語学能力だけでは全然出来ないのでは
    ないかと思う。私はこういうシーンで、
    「3年位前から一緒に仕事してますよね。」と言うような
    雰囲気を図々しくかもし出すのがとても得意で、本当に
    得をしていると思う。それでも、この現場に入る前の
    1時間と言うのは十二分にマゾヒスティックな時間になる。
     
    と言うわけで、そのマゾヒスティックな時間に向けて駅を
    出ようとした時、(踊る大捜査線の着信音で)携帯が。
     
    「はい、やだちなです。」
    着信はエージェントから。
    「やだちなさん、おはようございます。今どちらですか?
    もう電車乗っちゃいましたか?」と受話器越しに焦った声。
    ははーん、キャンセルか、と複雑な想いが脳裏をよぎる。
    「今もう現場最寄の駅ですよ。」
    「あー、、、すいません、今、今お客さんから連絡あって、
    キャンセルになりました。」
     
    ・・・・
     
    あまりに面白かったので、駅のホームで大笑いしてしまいました。
     
    空白の一日になりました。つまんなくてすみません。
     
    4/15/2006

    空白の1日事件

    == すでに先月のお話 ==
     
    私の部屋から遠く南西の方角に港がある。その港辺りで
    会議の後、現場見学に出るという急なオファーが来たので、
    喜んで受けた。「急なオファー」は大好きな分野(分野だろうか?)。
    どたばたになるけれど、急なのでクライアントもエージェントも
    困ったり焦ったりしている。だから一発で「行きます!」と言うと
    「ありがとうございます!」と言われちゃったりする。本来なら
    仕事を貰ったこちらこそ「ありがとうございます!」なのにね。
     
    急なオファーは急だけに、資料が不十分だったり、どんな人が
    何のために来日してるのかも不明だったりする。前夜に一応
    エージェントに電話をして確認してみる。
    「あのー、来日されてる方の、、お名前だけでも、、、わかりました?」と
    おずおず聞くと、ものすごーーく低いトーンで
    「えー、あのー、それがそのー、ええ、そうなんですけど、、。」との返事。
    「えーと、あー、はぁ、そうなんですかぁ、、。」と私も同様にのトーン。
    「えぇ、あのー、はい、まぁ、、、えぇ、、、そうなんで、、、。」
     
    日本語って便利だ。はぁとはいとまぁとそうで会話が成立した。
     
    トーンを二つほど高くして、
    「わかりました!じゃ、行きます、ぶっつけで!!!」と宣言すると
    「あー、ほんともうすみません、お願いします!」とエージェントの方の
    力が抜けるのがわかる。てなわけで、その日は港へ向けて結構早朝に
    家を出たのである。
     
    ~~~続く~~~
    3/28/2006

    ちびちゃり's back

    彼女は悲惨な帰還をした。
     
    はがきに示された保管場所は高速道路の高架下。
    彼女は母の無情な予言どおり、室内ではなく屋根が
    あったりなかったりのでかい道路沿いに拘留されていた。
    留置管理のおじさんに文句を言っても仕方がないと
    心に深く言い聞かせてなるべく目を合わせないように
    通知書を渡す。交通違反を捕まえたお巡りさんと
    よく似た感じで、おじさんが謝ってくれた上に、丁寧に
    前輪後輪と空気を入れてくれた。
     
    ギアが一番小さい所にかかっているのに、ハンドル側では
    4速に入っている。とても嫌だと思った。そう思い、ハンドルを
    よくみると、部品と部品の間に隙間が出来ている。
     
    ちびちゃりがキズモノにされた。
    「あの、これ、、、」と言うと、おじさんが
    「これね、これは、土木が引き上げてきたのをここで保管して
    いるだけだからね、どうしてそうなっちゃったのかはね、ここでは
    ちょっとわからんのだわね。」とすまなそうに言った。
     
    「土木め、、、たいがい予算をいかにとるかと言う事と、収賄しか頭に
    ないくせに。。。」とぎりぎり歯を食いしばって視線を上げると
    そこにおじさんの着ている作業着の胸の縫い取りの文字があった。
    「シルバー人材センター」
     
    ここで私は急に残留孤児のおじさまたちを思いだした。
    ここで自転車を管理しているおじさんと、残留孤児は同世代。
    ここのおじさんは、きちんと定年まで仕事を勤め上げて、
    いまや第二の人生。午後だけ保管場所で自転車を引き渡したりして
    夜は家に帰る。夏ならビールを飲んでナイターを見るのだろうし、
    冬ならこたつに入ってニュースでも見るのだろう。
    週末には孫達が訪ねて来るかもしれない。
    にぎやかな事だ。
     
    それは、典型的な日本人の暮らしかもしれない。
    でも、孤児と言われる人たちには、その典型的で平凡で穏やかな
    暮らしが、手に入らない。経済的な逼迫を第一に考え、差別と戦い、
    子供らに頼らないように気を使い、心安らかにビールを飲みながら
    テレビを見るなどという瞬間とは遠く暮らしているのだと思う。
     
    組織に仕える能力に欠ける私のようなやくざなフリーランスが
    60を過ぎて国民年金しか受け取れず、病気になっても医者に
    かかるお金もなくて路傍で行き倒れて死んだ所で、それは
    「自業自得」という日本語が引き受ける結果。
     
    でも、孤児は違うよ。
    自分で選んできたんじゃないんだ。
     
    どうかそれを、少しでも多くの人にわかって貰いたいと思うんだ。
    いつも。
    3/21/2006

    市役所放置自転車対策室は窃盗犯

    もの凄く哀しい一日だった。
     
    出かけようとしたら、ポストに「盗難車発見通知」
     
    「あなたが2月27日に被害届けを出した自転車は2月27日に
    発見されて、保管されています?????
    1500円と自転車の鍵を持って保管場所まで来るように???」
    はぁ?
    27日に発見されて、今日何日?今日20日でしょ???
    わけがわかんないので、保管場所の電話番号にかけてもかけても出ない。
     
    ワイヤー錠、ワイヤー錠をペンチで切ると言うような、窃盗犯みたいな
    真似をするのが市役所の仕事だろうか?自転車放置禁止区域に
    おいてある自転車に関しては、鎖を切ってもいいと、
    「自転車等の放置の防止に関する条例の要綱」にあるのだそうだ。
     
    一生懸命探していたちびちゃりを、心ない公務員が連れ去っていて
    3週間も連絡なしで、「遅くなりましたが」の一言もない。
    その上1500円持ってこい?哀しくなっちゃう。
     
    あまりに納得がいかないので、市役所に電話をしたら
    「放置自転車対策室に回しますのでお待ち下さい。」と来た。
    もうばかばかしくて仕方ない。放置自転車対策室?
    放置自転車対策室?偉い重要な対策ですな。
    市役所よ、他に対策するべき事項はないの?他に対策室を
    たてるような重要事項はないの?
    365日放置自転車の事ばかり考えてる人に年収600万も
    800万も渡すのって、一般社会じゃ考えられないんだけど?
     
    「これからは、自転車がなくなったら泥棒よりも先に市を疑え、
    と言う事ですね?」と念をおしたら、もごもご言っていた。
    みんな笑うかもしれないけど、私には胸が張り裂けるくらいに
    哀しい出来事だった。
     
    もちろん、お巡りさんには叱られた。
    「自分が置いたらあかんとこにおいて、文句言うのはおかしいなぁ?
    そんな奴がおったら、俺が中国の公安だったら、つかまえるわ!」と
    言われて、つい笑っちゃった。
    お巡りさんにされた事なら全然許せるけど。
     
    市役所の職員って、
    別に市民を守ってるわけでもないのに、
    全く何様?
    3/8/2006

    ヒトん家のちゃり

    ちびちゃりがいなくなって、淋しい。
    淋しい上に不便。
    今日は、3階下の事務所の自転車を借りて、
    地下鉄2駅分を走った。何年かぶりの、他人の自転車。
     
    本格的な法律事務所の自転車は、前のかごがとんでもなく
    でかかった。ハンドルの幅と同じ位の幅のかごに、ちょっとひるんだ。
    こぎだしても、ハンドルが重い。かごに何もいれてなくても重い。
    本格的な法律事務所の自転車は、私の想像もつかないような
    本格的な法的書類を大量に運ぶのが使命なのだろう。
     
    変速のないシルバーの車体は体重移動ではびくともせず、
    方向のコントロールはハンドルでしか出来ない。
    いやー、あの自転車を乗りこなしているヒトはすごい。
     
    サラリーマン・自営業・経営者・主婦・フリーランスと、人間にも
    それぞれ役割があるように、ママチャリ・ロード・マウンテン・折りたたみ・
    クロスバイク・シティサイクルとそれぞれ目的にあった役割があるのだろう。
     
    本格的法律事務所の自転車は、「はたらくじてんしゃ」
    残りの二台を貸して下さい。尊敬の気持ちを込めて、ペダルとハンドル
    修理してきますm(__)m
    3/2/2006

    接客業は難しい

    私は、キッズサイズの服をよく買う。
    BOYSの150や160であれば、身長155cmしかない私には充分。
    その上、頭のつくりがちょっと足りない私には、原色使いのBOYSの
    デザインはピッタリで、もっと凄い事にキッズはレディースに比べて
    2割から3割安い
     
    と言う事で、今日は目的がありキッズ売り場へ。
    私よりも若いおかーさま達でごったがえし、レジにも列。
    本当は試着したいけど、この状態ではとても試着はでけまへん。
    仕方なくサイズ160を握ってレジへ。握ったのは、エアロビ用に
    使うジャージ。大人向けのフィットネスウェアよりも可愛くて、安い。
     
    レジで。
    「いやー、この手のジャージは、うちはこの時期で終わっちゃうので、
    今のうちに抑えておいていただいて正解ですよ!皆さん、林間学校が
    近くなると、ありませんかっておっしゃるんですけどね、その頃には
    なくなっちゃうんですよね。ほら、林間学校って5月頃でしょ?」
     
    うーむ。
    林間学校とな。
    一体いつだったかなぁ。私にとっては金日成の誕生日を聞かれるより
    難しい問題でありました。まさか私が着るとは、誰も思わないわよね。
     
    2/27/2006

    うぇーん

    7月に買ったばかりのセカンドカー、ちびちゃり盗難。
     
    すっごくショック。
    ちゃんとワイヤー錠かけてたのに。
     
    ちゃんと乗ってくれるヒトが持ってったならいいけど、
    かわいがってくれないヒトに乗っていかれて、どこかに
    乗り捨てられて鉄屑みたくして捨てられるかと思うと
    いてもたってもいられないよー。
     
    お巡りさんお願い。
    全ての自転車運転者に職質かけてーーーーー!!